BlockSim 製品の特長
ReliaSoftのBlockSim7では信頼性ブロックダイアグラム(RBD)および故障木分析(FTA)手法を活用したプロセスとモデルシステムを実行する、包括的で柔軟なプラットフォームを構築しています。豊富なRBD設定、FTAゲート、イベントを実装し、複雑な構成、負荷分散、待機冗長、信頼性段階図、負荷サイクルなど、広範なサポートを実装しています。
正確な計算値または離散イベントシミュレーションを活用し、BlockSim7は修理系、非修理系双方において幅広い分析をおこなうことができます。信頼性、保全性、可用性、信頼性最適化、処理量、資源配置、ライフサイクルコストなどの分析が可能です。
BlockSim7では洗練されたグラフィカルなインターフェースを採用し、信頼性ブロックダイアグラム(RBD)や故障木図を活用した単純なシステムから非常に複雑なシステムまでを容易に構築することができるようになっています。もちろん、これら二つの手法を組み合わせたシステムを構築することもできます。構築後、実際のシステムの信頼性関数に基づいたシステムの信頼性、信頼性最適化結果が代数的に算出されます。さらに、BlockSimでは信頼性、保全性、可用性、スループット、ライフサイクルコスト概要などの分析をおこなう洗練された離散イベントシミュレーションエンジンを搭載しています。
フレキシブル信頼性ブロックダイアグラム(RBD)の作成
BlockSimに搭載された信頼性ブロックダイアグラム(RBD)構築のためのインターフェースは直感的な操作と高い柔軟性が大きな特長であり、業界最高レベルを実現しています。
- 操作性に優れたドラッグ&ドロップの採用により、簡単なシステムから非常に複雑なシステムまで、容易にRBDを設計することが可能となりました。設定オプションにはシリーズ、パラレル、k-out-of-n(および多彩な複雑な組み合わせ)などをはじめとして、次のようなオプションも用意されています。
- 負荷分散ブロック: 負荷分散設定においては、各ブロックに全体負荷の比率を割り当てることができます。
- 待機ブロック: 待機設定においては、一定の条件下において待機ブロックを作動させることができます。
- ミラーブロック、マルチブロック: 双方向パスシミュレート機能とともに多用途性が大きく向上し、複数の類似ブロックなどの入力時に時間とスペースを大きく削減します。
- 無限のサブダイアグラム容量を実装し、それぞれのダイアグラムをほかのダイアグラムの構成要素としてリンクさせることができます。
- グラフィックディスプレイのカスタム設定が可能であり、ダイアグラムを画像として書き出すことができます。
- 条件設定がすでにおこなわれているテンプレートやインポート/エクスポートを活用することで、所要時間を削減するとともに一貫性を確保し、個別のブロックを動作停止状態にした「what-if」分析をおこなうことができるほか、ファイル添付など様々な機能を便利に活用できます。
統合型故障木分析の特長
BlockSimの故障木分析インターフェースでは、システム信頼性と関連分析に関わる、これまでに使用されてきたすべてのFTAゲート、イベントシンボルをサポートしています(AND、OR、Voting OR、Inhibit、Priority ANDおよび、Basic、Undeveloped、Trigger、Resultant、Conditional eventなどの配列強制ゲートなどがサポートされています)。さらに、BlockSimでは負荷分散や待機冗長設定を示す論理ゲートを新規に採用し、モデル構築能力をさらに高めています。
BlockSimで作成するプロジェクトには、同一の分析環境において、故障木図と信頼性ブロックダイアグラムを含めることができます。さらに、故障系統図をRBDのサブダイアグラムとしてリンクさせることで、故障系統図とRBDを統合することができ、その逆の関係も可能です。さらに、故障系統図のイベントをコピーしてRBD内にブロックとして貼付すること、故障木図ダイアグラムを自動的に信頼性ブロックダイアグラムに変換することもできるようになっています。
的確な信頼性結果/ プロット、最適信頼性配分
ReliaSoftが開発した特殊なアルゴリズムを用いることで、BlockSimでは非常に複雑なシステムにおいても、正確なシステム信頼性関数を代数的に算出することができます。算出結果において、信頼性、故障率、MTTF、保証時間、B(X)寿命、PDFプロット、信頼性重要度プロットなどを示すことができます。
さらに、BlockSimだけの特長として、費用効果に優れた要素信頼性配分計画の立案において費用と実現すべき信頼性向上データを入力し、システム信頼性における目標の実現をめざすことができます。
修理系分析における幅広いシミュレーションオプション
BlockSimが持つ、修理系についての保全性、可用性分析能力は、これまでにないほど洗練され、忠実に現実を反映したものとなっています。
- 事後保全 (CM)、予防保全 (PM)、検査
- 保全期間と復原要因: 時間依存分布または固定期間による保全活動、部品が「新品と同等」であるか、保全による修復が100%以下であるかどうかを特定することができます。バージョン7ではさらなる機能強化がはかられ、キジマモデルタイプ1復原要因に対応しました。
- 保全ポリシー: それぞれの保全がおこなわれる状況をまとめます(例:固定的間隔をあけて、異なるグループアイテムの保全をおこなう、など)。
- 予備部品プールと保全クルー:
どのような状況において予備部品を入手し、スタッフが保全をおこなうことができるのかをまとめるとともに、関連費用も含めます。新機能搭載!
- 負荷サイクル: ダイアグラム中で、他のブロックとは異なるストレスがかかるブロックについて、負荷サイクルの決定要因を定義することができます。
機能強化を実現!新機能搭載 7! - 信頼性段階図: 作動において異なる段階を持つシステムモデルを、BlockSimの直感的な段階図シートを利用して構築することができます。航空機の一部の部品(着陸装置など)が使用されるのは全体の行動における離着陸時のみである一方、他の部品(エンジンなど)においては高いストレスのために、この期間における故障率が高まることになります。ある段階から別の段階に移行する際に、設定と部品状況を完全に変更できるこの柔軟性は、BlockSimのみが実現している、同製品の特徴的な機能です。保全段階というコンセプトを導入、全面的にサポートしています。これにより、特定の段階を完了した後に保全段階となるシステムのシナリオを作成できるほか、故障などによって状態の完全な推移をまたずに保全段階におかれるというシナリオも構築することができます。機能強化を実現!
- 包括的な結果とプロット: システムごと、またはブロックごとの保全性および可用性結果には、次のものが含まれます。動作可能時間、動作不能時間、最初の故障までの平均時間(MTTFF)、平均可用性、瞬間可用性、瞬間信頼性、故障数、PM数、検査数、システム動作可能/不能時間、瞬間可用性-時間比、瞬間信頼性-時間比など。バージョン7ではさらに機能強化がはかられ、「瞬間」結果が示されます。
シミュレーションにおいては、ライフサイクルコスト概要、スループット予測、最適PM時間算出など、システムに対して効果的な判断を支援する様々な要素を提示することができます。





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